名港海運が5月10日に発表した2019年3月期決算によると、売上高724億6400万円(前年同期比12.1%増)、営業利益53億4800万円(21.5%増)、経常利益63億200万円(23.6%増)、親会社に帰属する当期利益43億7200万円(19.9%増)となった。
港湾運送およびその関連事業の売上高は712億7000万円(12.0%増)だった。
港湾運送部門は、船内・沿岸作業が増加したことで取扱いが増加し、増収。倉庫保管部門は、自動車部品などの取扱いが堅調に推移して取扱いが増加し、増収。陸上運送部門は、自動車など内国貨物輸送が増加したことで取扱いが増加し、増収。航空貨物運送部門は、自動車部品の輸出が堅調に推移したことで取扱いが増加し、増収。その他の部門は、内航海上運送などの増加で取扱いが増加し、増収となった。
賃貸事業では倉庫賃貸面積が拡大し、売上高が11億9400万円(17.7%増)と増加した。
次期は、売上高732億円(1.0%増)、営業利益49億円(8.4%減)、経常利益58億円(8.0%減)、親会社に帰属する当期利益40億5000万円(7.4%減)を見込んでいる。