日本郵船は5月14日、JERAと共同保有する新造LNG運搬船を「武州丸(ぶしゅうまる)」と命名した。
三菱重工業の長崎造船所で行われた式典で、JERAの小野田社長が命名した。
船名の由来は、JERAの東扇島LNG受入基地が立地している神奈川県川崎市を含む東京都、埼玉県、神奈川県の一部の旧国名である「武蔵国(別称:武州)」。
武州丸は6月に竣工後、20年間の定期用船契約に基づき、日本郵船による船舶管理の下、JERAが米国テキサス州で参画するフリーポートLNGプロジェクトからのLNG輸送などに従事する予定となっている。
■武州丸の概要
全長:297.50m
全幅:48.94m
総トン数:14万9367トン
タンク容量:18万m3
主機関:STaGE(Steam Turbine and Gas Engines)
建造造船所:三菱造船/三菱重工海洋鉄構
船籍:バハマ
日本郵船/アストモスエネルギーとLPG二元燃料エンジン搭載船共同保有