ZMPは5月15日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)AD(自律移動モデル)」の重量版モデルとして「CarriRo AD+(プラス)」を発表した。
CarriRo AD+では、従来のCarriRo ADが最大積載150kg、牽引300kgなのに対し、最大積載200kg、牽引600kgまで可能となり、最大可搬重量は800kgとこれまでの2倍以上の可搬重量を実現した。
従来のハンドルが搭載された台車タイプと、ハンドルを取り外してパレット台車の下に潜り込んで搬送するパレット積載タイプの2タイプを同時にリリースする予定で、2019年末頃の出荷開始を予定。
台車タイプを活用することで、これまで1台しか牽引できなかったカゴ台車、スリムカートなどを2台以上まとめて牽引し、搬送効率を向上させることや、特に重量のあるパレットに載った荷物をハンドリフトごと牽引し、作業者の負荷軽減や省人化を図ることが可能になる。
また、パレット積載タイプをフォークリフトの代わりに使用すれば、フォークリフト数の削減やオペレーターの省人化にもつながる。