カンダホールディングスが5月15日に発表した2019年3月期決算によると、売上高435億8300万円(前年同期比6.5%増)、営業利益15億6600万円(14.5%減)、経常利益15億4600万円(14.7%減)、親会社に帰属する当期利益7億9000万円(25.9%減)となった。
貨物自動車運送事業では、主力業務の物流センター業務代行、流通加工業務に注力し、新規顧客の獲得に努めたほか、全ての営業所の黒字化に向けた「業績改善運動」を全社的に取り組んだ結果、売上高が321億400万円(2.9%増)となった。
営業利益は2018年3月に竣工した加須豊野台物流センターの立ち上げ・近隣拠点再編に伴う費用などが膨らんだこと、全事業用車両へのドライブレコーダー設置、燃料費の増加などを受け、16億5400万円(16.0%減)となった。
国際物流事業では、ペガサスグローバルエクスプレスとニュースターラインを核として業務拡大に努めた結果、売上高が106億3800万円(19.5%増)、営業利益が2億5100万円(8.9%増)となった。
次期は、売上高440億円(1.0%増)、営業利益17億7000万円(13.0%増)、経常利益17億5000万円(13.2%増)、親会社に帰属する当期利益10億3000万円(30.4%増)を見込んでいる。