商船三井テクノトレードは5月28日、海洋環境保護及び船舶の安全運航を目的として設立された非営利団体グリーンアウォード財団がクオリティ・シッピング促進のために世界規模で取組んでいる「グリーンアウォード・プログラム」への参加を記念し、5月20日にセレモニーを開催したと発表した。
<銘板授与の様子>
セレモニーでは、グリーンアウォード財団のフランセン理事長から商船三井テクノトレードの八田社長に対し、銘板が授与された。
商船三井テクノトレードは、グリーンアウォード認証取得船舶および認証取得船社に対しプロペラ装着型省エネ装置「PBCF」(プロペラ・ボス・キャップ・フィンズ)を成約価格から3%割引で販売することにより、インセンティブを与え環境負荷低減を後押ししているが、4月1日より、グリーンアウォード財団による船社審査の水中騒音及び振動対策の項目において、PBCFを搭載する船舶を保有する船主に対して加点が与えられることになった。
なお、クオリティ・シッピングとは安全(海難防止)と環境(海洋環境保全)の両面から船舶管理や船舶運航の質を高めようとする運動のこと。