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三菱自動車/米国法人本社移転、部品流通センターも北米日産の共同施設に移転

2019年06月26日/SCM・経営

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三菱自動車は6月26日、米国子会社であるミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インク(MMNA)が、本社をカリフォルニア州サイプレスからテネシー州フランクリンへ移転すると発表した。

この移転は、MMNAが進めている経営や販売機能などにつなげる構造改革の一環であり、今後の成長をさらに加速させるためのものとしている。

MMNAは1988年にカリフォルニア州ファウンテン・バレーから、現在のサイプレスに拠点を移し活動してきた。この本社移転は本年8月に開始し、2019年内には完了する予定。現在MMNA本社では約200名が勤務しており、販売、マーケティング、IT、人事、広報、アフターセールス、商品計画、ディーラー・オペレーション、財務、法務などを含むすべてのコーポレート部門が移転する予定だ。

併せて、MMNA本社近くにある西海岸部品流通センター(PDC)もカリフォルニア州リバーサイドに新設された北米日産との共同施設に移転する。これは、アライアンスにおける効率化とコスト削減の取組みのひとつ。

ルノー・日産・三菱のアライアンスは、購買や研究開発、コストの効率化などの主要協力分野において、グローバルなレベルで連携を深めている。今回、MMNA本社が日産自動車の北米拠点近くに移転することで、事業環境が一新されるだけでなく、それ以上のビジネス効果が生まれることを想定している。

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