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フランス日通/モロッコに2か所目の物流センター開設

2019年07月01日/国際

フランス日本通運は7月1日、モロッコのタンジェMED港内に同国2か所目の拠点「タンジェMed・ロジスティクスセンター」を開設し、6月26日から営業を開始したと発表した。

<タンジェMed・ロジスティクスセンター>

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<位置図>

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新拠点は床面積1800m2の倉庫などで構成。航空・海運輸出入フォワーディング業、通関業、倉庫業、国内輸送業を手がけ、北アフリカ地域で高まる物流需要に対応する。

タンジェMED港はモロッコ北部に位置する77か国186港につながるアフリカ最大級のコンテナ港で、隣接するタンジェ・フリーゾーン(TFZ)には800社が進出。

また、周辺にはグローバル展開する自動車メーカーや自動車部品メーカーなどの自動車関連企業が生産拠点を構えており、日系の自動車部品関連企業も多く進出している。

近年、モロッコではタンジェMED港をゲートウェイとした北部・西部アフリカでの物流ハブとしての地位確立に向けて、政府が戦略的な施策を展開している。

日本通運は、2017年12月にカサブランカ市でモロッコ支店を開設し、航空・海運フォワーディング業務を展開。新拠点の開設で今後の成長が見込まれるモロッコや北アフリカ地域でのロジスティクス機能を強化し、顧客ニーズに対応できる体制を整えるとともに、アフリカ市場へ積極的に進出していく。

■タンジェMed・ロジスティクスセンターの概要
所在地:n°1-B, lot 120, Zone Franche Logistique Ksar Al Majaz 90000 Tanger, Morocco
事業内容:航空・海運輸出入フォワーディング業、通関業、倉庫業、国内輸送業
倉庫面積:1801m2
事務所:46m2

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