センコーグループホールディングスが8月9日に発表した2020年3月期第1四半期の業績は、売上高1371億2100万円(前年同期比6.0%増)、営業利益49億9500万円(6.3%増)、経常利益49億8500万円(2.7%増)、親会社株主に帰属する四半期利益31億4200万円(7.6%増)となった。
セグメント別の売上高は、物流事業が963億9000万円(5.8%増)、商事・貿易事業は366億6200万円(3.4%増)だった。
物流事業では、前年度に開設した物流センターならびに当年度5月に稼働した「印西ロジスティクスセンター」の開設効果、拡販や料金改定の効果、海外のグループ会社7社を連結子会社化したことなどにより、売上高は963億9000万円と前年同期比52億8900万円の増収、セグメント利益は42億9000万円と前年同期比4億3600万円の増益となった。
商事・貿易事業では、大手量販店グループ向け家庭紙や貿易事業でのケミカル素材・アパレル商材の拡販などがあったが、外注費の上昇などのコストアップがあり、売上高は366億6200万円と前年同期比11億9000万円の増収、営業利益は4億7300万円と前年同期比2億200万円の減益となった。
通期は、売上高5600億円(5.7%増)、営業利益209億円(6.5%増)、経常利益210億円(5.7%増)、親会社株主に帰属する当期利益122億円(4.4%増)を予想している。