フジッコは9月2日、年末向けおせち商材の価格改定及び規格変更を実施すると発表した。
原料価格や資材価格の高騰に加え、物流費も上昇を続けている。このコストアップを吸収すべく生産・物流の合理化や効率化、経費削減を図り製品価格の維持に努めてきたが、自助努力だけでは吸収が困難な状況となっていた。
そこで、2019年6月に一部製品の価格改定及び規格変更を実施致した。しかし、依然厳しい状況が続いていることから、年末向けおせち商材についても2019年11月より価格改定及び規格変更を実施するもの。
実施内容は、黒豆製品が現行から5%の値上げ、昆布巻製品が現行から3%の値上げ、栗甘露煮・栗きんとん製品が現行から5%の値上げ、重箱用製品が現行から3%の値上げ、セットもの製品は現行から5%の値上げ、その他は現行から3~5%の値上げとなる。
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