総合人事・人財サービスを展開するアデコは10月16日、全国の道路貨物運転手400人(長距離運転手200人、短距離運転手200人)を対象にした働き方に関する調査結果を発表した。
<体を休める時間を充分に取れていると思うか>

<睡眠不足や疲労が原因で事故を起こしたこと、もしくは起こしそうになったことがあるか>

<稼働日の平均的な睡眠時間>

<年間の有給取得数>

それによると、トラックドライバーの4割以上が十分な睡眠や休憩の時間を「取れていない」と回答。さらに、「取れていない」と回答したドライバーの約5割が「睡眠不足や疲労が原因で事故を起こしたこと、もしくは起こしそうになったことがある」と回答した。
稼働日の平均睡眠時間は「6時間未満」が約6割で、年間の有給取得日数は「5日未満」が約5割を占めた。
<道路貨物ドライバーとして働くなかで悩んでいること>

<年収>

また、ドライバーの悩みで最も多かったのは「給与が低い」で、全体の約6割だった。年収で最も多かったのは「400万円~500万円未満」で約3割を占めており、「400万円未満」という回答は約4割という結果になった。
■調査概要
対象:日本全国の道路貨物運転手として勤務する男女(道路貨物運転手としての勤務歴1年以上)
サンプル:400人
性別:男性97%、女性3%
年齢:20代0%、30代8.8%、40代43.5%、50代41.5%、60代6.3%
調査方法:インターネット調査
実施時期:9月26~30日