カシオ計算機は10月29日、Androidプラットフォームを採用したハンディターミナルの新製品として、5.7インチの大画面を採用することで、業務に必要な情報を一画面で確認できる「ET-L10」を12月から発売すると発表した。
＜ET-L10＞
「ET-L10」は、スマートフォンの操作性やスリムさと、業務用端末としての実用性を兼ね備えたハンディターミナル。スキャナを内蔵するとともに、画面が見やすく、端末上での操作がしやすい5.7インチの大画面を採用。
これにより、例えばアパレル・専門店における商品バーコードを活用した在庫確認や商品情報照会といった情報を参照する機会の多い接客業務で活用しやすくなった。
また、他にも電子カルテや患者ID、薬剤バーコードを連動させ、患者に投与する薬剤の種類・量・時間を確認する看護支援業務など、携行する情報端末としてさまざまな業務で役立つ。
さらに、Android9を搭載することで、Google社の各種サービスやAndroid OS向け業務アプリケーションを使うことができるほか、約1.5cmの薄型かつ約240gの軽量ボディなため、携帯性にも優れている。もちろん、落下強度1.5mや、防塵・防水性能(IP65※準拠)など、業務上に必要なタフネス性能も備えている。
■概要
モデル名：ET-L10
CPU：Qualcomm 1.8GHz Octa Core
OS：Android 9
メモリ：RAM：2GB、FROM：16GB
ディスプレイ：5.7型透過型カラーTFT液晶（720×1440ドット）
タッチパネル：静電容量方式タッチパネル
通信：Bluetooth v5.0,EDR/LE
ワイヤレスLAN：IEEE802.11a/b/g/n/ac
ワイヤレスWAN：GSM/W-CDMA/LTE対応 nanoSIMスロット×1
落下強度：1.5m
防塵・防水：IP65準拠
電源：リチウムイオン充電池
動作時間：12時間
外形寸法：約79×162×15.5mm
質量：約240g(電池含む）
