日通が10月31日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高1兆389億5200万円（前年同期比0.1％減）、営業利益291億2800万円（14.4％減）、経常利益328億3000万円（13.1％減）、親会社に帰属する四半期純利益190億1000万円（18.9％減）となった。
前年同期に比べ、倉庫と自動車運送の取扱いは堅調に推移したが、中国を中心とした世界経済の鈍化の影響を受け、航空輸出貨物の取り扱いが減少したことなどにより、日本、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの各セグメントで減収となった。
営業利益は、欧州、東アジア、重量品建設、物流サポートの各セグメントが増益となったものの、人件費の増加などにより、日本、米州、南アジア・オセアニア、警備輸送の各セグメントは減益となった。
通期は、売上高2兆1100億円（1.3％減）、営業利益680億円（14.6％減）、経常利益730億円（14.9％減）、親会社に帰属する当期純利益450億円（8.8％減）を見込んでいる。
