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SGHD/日立物流との提携でシナジー発揮、4~9月期増収増益

2019年10月31日/決算

SGホールディングスが10月31日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高5877億900万円(前年同期比8.3%増)、営業利益371億9600万円(13.8%増)、経常利益389億2000万円(14.5%増)、親会社に帰属する四半期純利益219億4500万円(14.8%増)となった。

同四半期は、グループ横断の先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL(GO Advanced Logistics)」による提案領域を拡大。また、日立物流との資本業務提携では営業情報の共有によって受託案件が増加しており、人材交流や車両・設備・拠点等の相互利用など、提携効果を高める取組みを推進した。

デリバリー事業では、宅配便以外の付加価値を提供するソリューション「TMS(Transportation Management System)」をはじめとする「GOAL」による営業の強化や、継続的な適正運賃収受に取り組んだ結果、売上高が4739億5900万円(9.7%増)、営業利益が266億5100万円(15.1%増)となった。

主要商品の取扱個数は、飛脚宅配便が6億2700万個(4.3%増)、その他が2900万個(2.5%減)で、合計6億5600万個(4.0%増)だった。

また、ロジスティクス事業では、海外で既存顧客の物量増加や新規顧客の獲得によってフレイトフォワーディングが増加し、売上高が669億6500万円(3.3%増)、営業利益が12億8900万円(4.3%減)となった。

通期は、売上高1兆1850億円(6.0%増)、営業利益750億円(6.6%増)、経常利益800億円(7.0%増)、親会社に帰属する当期純利益470億円(8.1%増)を見込んでいる。

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