国土交通省が1月27日に発表した2019年11月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の総輸送量は550万4260トン(前年同月比6.6%減)、宅配便貨物(14社)の取扱個数は3億6122万7000個(2.4%減)となった。
調査対象25社(24社及び品目別・地域別輸送状況回答1社)は、前月との比較でみると、品目ごとでは、工場・生産地からの貨物減が「金属製品」と「繊維工業品」、商社・問屋からの貨物減が「日用品」、倉庫から出る貨物減が「化学工業品」で見られ、地域別では「東北」「北陸信越」「関東」「大阪」「中国」で貨物減となっている。
また、前年同月との比較でみると、品目ごとでは、工場・生産地からの貨物減が全品目、倉庫から出る貨物減が「機械」「化学工業品」「繊維工業品」「食料工業品」「日用品」で見られ、 地域別では「東北」「関東地方」「北陸信越」「中部地方」「近畿地方」「中国」で貨物減となっている。
なお、一般貨物(回答事業者数786社)の輸送量は、前年同月比3.5%減だった。
国交省/6月の鉄道貨物数量8.1%減、貨物トンキロ2.8%減