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日本郵船/4~12月の業績、コンテナ船部門の収支改善で大幅増益

2020年01月31日/決算

日本郵船が1月31日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆2532億5900万円(前年同期比9.5%減)、営業利益324億6900万円(611.3%増)、経常利益384億8600万円(前期は33億8900万円の損失)、親会社に帰属する四半期純利益187億3900万円(前期は87億1500万円の損失)となった。

セグメント別の業績は、定期船事業が売上高1547億円(29.0%減)、経常利益134億円(前年同期は247億円の損失)。航空運送事業が売上高566億円(34.2%増)、経常損失134億円(9.8%増)。物流事業が売上高3602億円(10.6%減)、経常利益43億円(39.4%減)。不定期専用船事業が売上高6110億円(3.5%減)、経常利益348億円(31.3%増)。

定期船事業のコンテナ船部門では、ONE社で採算性向上に向けた統合シナジー効果の積み上げや、貨物構成の最適化などの改善策を引き続き実行したことに加え、前年度に開業直後のサービス混乱の影響があったことなどを受けて、大幅に収支が改善した。

通期は、売上高1兆6600億円(9.3%減)、営業利益370億円(233.8%増)、経常利益400億円、親会社に帰属する当期純利益290億円を見込んでいる。

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