シーイーシーは2月17日、物流効率化ICTソリューション「LogiPull(ロジプル)」に新機能「バース作業実績データ収集アプリ」を追加し提供開始したと発表した。
<荷役作業・附帯業務の作業実績収集アプリ>

<車両ナンバー認識による「自動受付機能」>

これは、国土交通省が新たにトラックドライバーの荷役作業・附帯業務の記録を義務化したことを受け、「LogiPull」のバース実績管理・受付管理にオプション機能として追加したもの。
「バース作業実績データ収集アプリ」は、荷役作業・附帯業務の記録を簡略化するため、タブレット端末上で作業内容や作業時間をタッチ入力できる便利な機能。昨年、記録が義務化されたものの、帳票の様式も異なり、作業ごとの入力項目も多いため、手書きによる煩雑さや保存管理が課題だった。
「LogiPull」最新版を利用することで、法令遵守とともに入出庫業務全体の効率化、トラックドライ バーの負担軽減につながる。また最新版では、ドライバーが乗車したまま車両ナンバー認識で受付を行う「自動受付機能」も追加している。今後も物流現場の顧客視点で機能強化を継続し、ICTの面から「ホワイト物流」の実現を支援していくとしている。
なお、「LogiPull(ロジプル)」とは、工場や物流拠点のトラック積み下ろしを効率化する物流ICTソリューション。「バース予約管理」「車両入退管理」「受付管理」「車両誘導」「バース実績管理」のサービスにより、顧客の物流業務を支援する。
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