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ジャロック/AI搭載型AGVの中国ハイテク企業と販売代理店契約

2020年02月18日/SCM・経営

ジャロックは2月18日、AI搭載型AGV(無人搬送車)を扱う中国のハイテク企業マルイノベーションと、日本市場へのAGVシステムの本格導入に向け国内販売代理店契約を締結した。

<ジャロック×マルイノベーション契約締結>

20200218jaroc1 - ジャロック/AI搭載型AGVの中国ハイテク企業と販売代理店契約

<マルイノベーションの機種一覧>

20200218jaroc2 - ジャロック/AI搭載型AGVの中国ハイテク企業と販売代理店契約

マルイノベーションはAGV分野において中国国内で急成長しているハイテク企業。同社は2015年に設立以来、独自の技術を用いた機器を展開することにより既に中国国内へ多くの導入実績を持っている。

例えば、アリババに次ぐ中国第2位EC企業の「京東商城(JD.com)」の物流会社である「京東物流」や、JAGUAR LAND ROVER、(ジャガー・ランドローバー)、上海汽車集団(Shanghai Automotive Industry Corporation:SAIC)、Nike(ナイキ)などといった業界最大手への採用実績があり、さらに2017年にはJD.comより60mnRMBの出資を受けている。このハイテク技術を持ったマルイノベーションのAGVを日本国内にも提案し多くの現場改善に応えたいとしている。

提供するAGVは磁気テープ(QRコード)が不要で「無軌道自走」が可能。高精度カメラとセンサーを備え、「人」「障害物」「空間」「地紋」を認識し、学習しながら自走する超最先端テクノロジーとAIを搭載することでこれを実現している。

そのため、導入にかかる手間やコスト、磁気テープ剥がれや、読み取れずに運用がストップするリスクを軽減し、柔軟な導入と対応が可能となる。2つ目の特長は、7シリーズある機種のひとつ「MP-500W」に搭載された進行方向自在輪。通常AGVの車輪は一方向に向いているため、必ず方向転換が必要となる。この回転する時間は、トータルでの運用時間を考えた場合、非常に無駄な時間となる。しかしこのタイプは、独自形状の車輪を搭載しているため、方向転換することなく走行が可能。これにより大幅な時間とコストの削減に繋がる。

これらの特長により、作業運用時間の短縮はおろか、それに掛かるコストや人手不足解消に大きく貢献する製品となっている。

■概要
商号:Malu Innovation(マルイノベーション)
所在地:中国上海
設立:2015年9月
事業内容:最先端AGVロボット機器開発製造

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