日野自動車は3月23日、TRATON SE(TRATON)と電動化領域における具体的な協業を開始すると発表した。
両社は、個社の枠を超えて電動商用車の実用化をさらに加速していくために、商用車での電動プラットフォームおよび電動化コンポーネントの一括企画を共同で推進する。
これにより、プラットフォームおよびコンポーネントの共用や開発分担が可能となり、両社の強みを最大限に活用して効率的かつ迅速に技術開発を進めることができる。
両社で一括企画する電動プラットフォームは、小型から大型までのトラック・バスといった幅広い車種への適用を想定しており、日野は強みのある小型から、TRATONは同じく大型から製品開発に採用し、顧客に最適な商品をより早く提供していくとしている。
なお、TRATONは旧フォルクスワーゲングループのトラック・バス部門の社名。ドイツのMAN、スウェーデンのスカニアなどが属している。