ヤマト・スタッフ・サプライ/運転適性診断システムを刷新運用

2020年03月26日 

ヤマト・スタッフ・サプライ(YSS)は3月26日、「運転適性診断システム」を刷新し4月からの運用を開始すると発表した。

<診断機器一式(PC利用)>
診断機器一式(PC利用)

<受診の様子>
受診の様子

<タッチパネルでの操作>
タッチパネルでの操作

まずは、ヤマト運輸の全国88か所の主管支店に100台以上の機器を導入する。また、ヤマトグループ外の一般の顧客については、同社の研修センター(東京・愛知・大阪・福岡)で新システムによる受診を開始する。

<診断の流れ>
診断の流れ

新運転適性診断刷新のポイントの一つは、受診時間の短縮だ。これまでの同社が提供してきた運転適性システムでは、筆記テストや機械テストなど、テストごとに別々に受診をする必要があるが、新システムではひとつの診断機(PC)ですべての診断を完了できる。

タッチパネルの採用で直観的な操作が可能になるため、これまで約2時間30分かかっていた受診時間は約1/3(約40分~60分)に短縮でき、受診者の拘束時間を大幅に軽減する。

二つ目のポイントは、事故予兆の精度向上。これまでの「性格テスト」「安全運転態度テスト」は、複数回受診することで問題に慣れてしまうことが課題だった。新システムでは、新たに項目反応理論を採用し、毎回出題される項目を変えながら、正確かつ比較可能な診断を可能にしている。

両テストの出題内容を刷新することで、受診時の個人特性や状況から、性格・態度にある危険傾向をより把握できるようにし、的確なアドバイスのもと、事故の未然防止へとつなげる。

また、これまで紙の診断票で出力・保管していた診断結果を、データで抽出できるようにする。これにより事業者は、運転者の診断データ管理や、他のシステムとのデータ連携が可能となり、事業所責任者や安全管理担当者の業務効率化につなげる。

さらに、診断機器を簡素化したことで、YSSと同じシステムをヤマトグループ外の各事業所へも簡単に導入し、運転適性診断を実施することを可能にし、事業者が自身の事業所で診断機器を導入でき、義務診断以外でも受診の機会が増え、社員の事故の未然防止へとつなげることができる(10月から展開予定)。

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