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商船三井/3分で組立可能なスチールコイル用架台を開発

2020年04月22日/IT・機器

商船三井は4月22日、商船三井テクノトレードと共同で、スチールコイルをコンテナ輸送する際の次世代架台「MOL COILPORTER(エム・オー・エル コイルポーター)」を開発したと発表した。

<MOL COILPORTER>

MOL COILPORTERは、自動車などの材料となるスチールコイルをコンテナで輸送する際に固縛する新しいセキュアリングシステムで、鋼材を日々扱っている商船三井近海、宇徳、商船三井ロジスティクスが顧客の要望を開発部隊と共有し、細部にわたって工夫を凝らして開発した。

従来の架台が熟練工2人で組立に1時間を要し、150~200kgの角材を使用していたのに対して、素人が3分で組立可能で、重量も最大3kgと軽量。解体も組み立てキットのため簡単で、高い緩衝機能とリサイクル性を備えている。

今後は、NVOCC事業の差別化商品として、5月から日本発でのサービス開始を予定。また、Ocean Network Express(ONE社)とのトライアル輸送を通じて、同社の包括輸送承認を取得している。

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