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トランコム/3月期の売上高8.2%増、営業利益12.4%増

2020年04月30日/決算

トランコムが4月30日に発表した2020年3月期決算によると、売上高1634億6300万円(前年同期比8.2%増)、営業利益75億6600万円(12.4%増)、経常利益74億1700万円(11.5%増)、親会社に帰属する当期利益49億900万円(13.4%増)となった。

ロジスティクスマネジメント事業の売上高は550億2400万円(7.6%増)、営業利益36億4200万円(20.1%増)だった。前期稼働拠点の通期寄与及び収益化、今期新規立ち上げ拠点の早期安定稼働、既存拠点の物量増加や料金の適正化による収益改善により、増収増益となった。

物流情報サービス事業の売上高は924億1800万円(10.4%増)、営業利益は32億7200万円(1.2%減)だった。上半期は、元号の変更、大型連休、消費税増税前の駆け込み需要の増加など月ごとに需給バランスの変動があった。一方下半期は、消費税増税後の反動、暖冬などの気候変動、新型コロナウイルス感染拡大の影響も加わり、荷動きは悪化の一途を辿る状況で、第4四半期は非常に厳しい事業環境だった。業績は、成約件数の増加及びオートモーティブロジスティクスの伸長により増収したが、減益となった。

インダストリアルサポート事業の売上高は73億200万円(5.0%減)、営業利益2億3100万円(63.2%増)だった。顧客の生産減や新型コロナウイルス感染拡大に伴う工場閉鎖等の影響により減収となったが、料金単価の見直しや募集費を中心としたコスト構造の見直しなどにより大幅な増益となった。

次期は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、現時点では適正かつ合理的な算出が困難なため、状況が落ち着き、事業活動への影響確認が進み、業績予想の算出が可能となった段階で、速やかに開示する。

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