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福山通運/3月期の売上高2.6%増、営業利益5.5%増

2020年05月13日/決算

福山通運が5月13日に発表した2020年3月期決算によると、売上高2929億9900万円(前年同期比2.6%増)、営業利益205億4100万円(5.5%増)、経常利益218億4900万円(1.4%増)、親会社株主に帰属する当期利益129億1800万円(13.7%減)となった。

運送事業の売上高は2591億3600万円(2.9%増)、営業利益は186億6300万円(3.5%増)となった。

運送事業は、9月に青森むつ営業所(青森県)、2月に浜松西営業所(静岡県)、3月に一宮支店(愛知県)を開設し、輸送品質の向上のための集配拠点の整備に努めてきた。加えて、一宮支店と札幌支店では、業務の省力化や荷物の正しい計量・計測を実施するため、自動計量・計測機能を備えた高速自動仕分装置を導入した。

また、日本で初めて国土交通省より許可された名古屋支店(愛知県)と裾野営業所(静岡県)間の大型トラック2台分を積載する「全長25mダブル連結トラック」の運行に続き、栃木支店(栃木県)と北上支店(岩手県)間の路線においても同様の運行を行い、地球環境負荷の低減やドライバーの労働環境改善にも積極的に取り組んできた。

流通加工事業の売上高は176億1800万円(2.9%増)、営業利益は26億4500万円(19.5%増)だった。

国際事業の売上高は82億6500万円(8.6%減)、営業利益は3億5500万円(39.8%減)となった。

次期は、売上高2785億円(4.9%減)、営業利益127億円(38.2%減)、経常利益139億円(36.4%減)、親会社株主に帰属する当期利益85億円(34.2%減)を見込んでいる。

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