国交省/建設資材の物流マネジメントでガイドライン策定

2020年06月01日 

国土交通省は5月29日、「建設資材物流における生産性向上及びトラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会」において検討した結果を踏まえて、「荷主と運送業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン 建設資材物流編」を策定したと発表した。

全6回(うち分科会2回含む)の懇談会の検討の成果として、ガイドラインを策定したもの。

工事現場には非常に多くの下請業者に紐づいた建設資材が工事の進捗状況に応じて搬入されている。ICT導入による円滑な搬出入情報の共有など、工事現場の物流マネジメントがトラックドライバーの荷待ち時間の解消につながっていくことから、このガイドラインの策定をきっかけに物流効率化に向けた取組が促進されるよう、サプライチェーンの関係者に周知を進めていくとしている。

ガイドラインの内容は、「工事現場では天候や道路事情等により当初の搬入計画どおりに運用が進まなくなると、荷卸しスペースにトラックが集中し、荷卸し待ち時間が発生することがある」「建設資材は多品種であり、かつ、邸別・部屋別など物件ごとに搬入される製品が異なるため、出荷時・納品時の作業が複雑化・長時間化しており、トラックドライバーの荷積み待ち時間につながっている」「課題の解決の手段として、ICTの活用があまり進んでいない」等を課題に挙げている。

その対策として、「前日の資材搬入の段取りをアナログな方法から、WEBクラウドを活用したデジタルな方法に移行し、円滑な情報共有を推進する」「入出荷の検品作業等を目視から電子化することで、業務を効率化する」等を挙げている。

■荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン
https://www.mlit.go.jp/common/001346106.pdf

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