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明治/120億円投じ、北海道恵庭市に牛乳生産工場を新設

2020年07月03日/生産

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明治は7月2日、北海道恵庭市に、牛乳を生産する市乳新工場の建設を決定したと発表した。

<新工場完成イメージ図>
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同社の北海道での市乳工場である札幌工場と旭川工場は、北海道内と都府県へ市乳製品を供給しているが、両工場においては建物や設備の老朽化が進行していることから、北海道での市乳生産体制を再編するもの。

再編内容は、札幌工場と旭川工場の生産を中止するとともに、新工場を北海道恵庭市に約120億円かけて建設し、2022年6月から順次生産を開始する。これにより、国内最大の生乳生産基盤である北海道において、牛乳の生産体制を強化するとともに生産性向上を実現することにより、事業の競争力強化を図っていく。

また、明治グループでは、「明治グループサステナビリティ 2026 ビジョン」の3つの活動テーマの一つに「環境との調和」を掲げている。これを実現するために新工場では、CO2排出削減に向けた太陽光パネルの設置やコージェネレーションシステムの導入、水資源の徹底的な再利用などに取り組むとしている。

■新工場の概要
建設予定地:北海道恵庭市戸磯47番15(恵庭テクノパーク内)
延べ床面積:約1万7000m2
生産品目:牛乳
生産能力:約7万kl/年
投資額:約120億円
スケジュール
 2020年12月:札幌工場生産中止
 2021年3月:新工場着工予定
 2022年6月:新工場順次生産開始
 2023年3月:旭川工場生産中止

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