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チトセロボティクス/時給980円の月額定額ロボット労働力を提供

2020年07月09日/SCM・経営

チトセロボティクスは7月1日から人件費高騰&採用難の現場を抱える企業様にロボットによる自動化・省人化を提供することを目的に、ロボット労働力のサブスクリプションサービス(月額定額サービス)の一般提供を開始した。

<Chitose Robot Services>
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Chitose Robot Servicesは、ロボットの初期費用や消耗品にかかる費用の支払い、ロボットのメンテナンス等の手続きをパッケージ化した月額定額サービスで、企業が手軽にロボットを導入でき、必要なだけ働かせることができる。

また、ロボットを活用している顧客にとって、ロボットがよりよい労働力となるために、ロボットの稼働状況を解析し、動作速度の向上や認識精度の向上などソフトウェアの自動アップデート機能を無料で提供する。

Chitose Robot Servicesの特徴は、環境変動に強く、独自の制御技術を持っていること。特許を保有する制御技術「ALGoZa」で、現場のレイアウトが変わったり、ハンドリングする物品の種類が変わったりしても、プログラムの再開発なしに、自律的にロボットの動きを変更することができる。

またロボット動作状況や不具合情報の収集をネットワーク経由でリアルタイムに行うことで、ロボット労働力が最大のパフォーマンスを発揮できるように維持・管理する。

さらに、制御用ソフトウェアを洗練し、ハードウェアの費用を最小限に抑え、リースやレンタルの枠組みをご提供することで、初期導入費用ゼロを実現し、様々な現場でロボットを利用できる。

なお、チトセロボティクスは、食品・物流の現場での人材不足・労働生産性が低いという課題を、ロボット技術によって解決することを目指している。現在は、「飲食業界の厨房作業」「物流倉庫の仕分け作業」「工場の複雑な組立作業」といった人手作業が多く残る現場に対して、ロボット技術による自動化ソリューションを提供している。

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