商船三井は8月4日、バーチャル訪船アプリケーション「Fleet Tour」をリリースしたと発表した。
このアプリには、リコーの360度カメラ「RICOH THETA」とバーチャルツアー作成サービス「THETA 360.biz」を活用しており、船舶管理会社やオペレーターがパソコンやスマートフォンから船内各所の360度写真・動画を閲覧することで、あたかもバーチャル上で訪船しているかのように船内の様々な場所を直感的に把握することができる。
商船三井では、グループ会社のエム・オー・エル・シップマネージメントが同アプリをすでに活用し船舶管理に役立てているほか、今後はコロナ禍で訪船が困難な現状でのICT利活用対応としての活用もも見込んでいる。
「Fleet Tour」の開発は、ICT利活用に向けた中核プロジェクトとして取り組む「FOCUS」プロジェクトの第3弾。