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日新/4~6月の売上高は32.9%減、営業損失3.28億円

2020年08月06日/決算

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日新が8月6日に発表した2021年3月期第1四半期決算によると、売上高343億8900万円(前年同期比32.9%減)、営業損失3億2800万円(前期は8億4900万円の営業利益)、経常利益4900万円(95.6%減)、親会社に帰属する当期損失2億2400万円(前期は6億8100万円の順利益)となった。

物流事業の売上高は334億3400万円(8.2%減)、営業利益は1億8500万円(62.4%減)となった。

日本では、食品関連については中食需要の高まり等もあり、倉庫、国内配送案件が堅調に推移した。一方、自動車関連貨物の動きは5月を底に回復に転じているものの伸び悩んだ。また、航空貨物の動きも低調に推移した。

アジアでは、自動車部品関連、電子部品関連のスポット航空貨物の出荷があったが、経済活動の完全回復には至らず自動車関連貨物を中心とした貨物取扱量が低迷した。

中国では、新型ウイルスの感染者数減少とともに貨物の動きが活発化し始めた。前年同期と比べても航空貨物は電子部品、機械部品、海上貨物は家電製品の輸出が大きく増加した。また、生活雑貨関連の国内保管・配送業務も堅調だった。

米州では、自動車関連貨物の動きは依然低迷が続いたが、乳製品、青果、冷凍品関連の航空、海上輸出が堅調に推移した。

欧州では、英国、ドイツで自動車関連貨物、家電貨物の荷動きが低調だった。

通期は、売上高1470億円(25.5%減)、営業利益1億円(97.2%減)、経常利益10億円(75.7%減)、親会社に帰属する当期利益3億円(88.9%減)を見込んでいる。

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