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九州電力/物流施設事業へ進出、私募ファンドへ出資

2020年11月10日/物流施設

九州電力と九電不動産は11月9日、川崎市川崎区東扇島の物流施設を取得するファンドへ出資し、物流施設事業に進出すると発表した。

<私募ファンドが取得する物流施設の位置図>
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不動産アセットマネジメント会社の玄海キャピタルマネジメントが組成する私募ファンドに対して出資し、物流施設からの賃料を原資とした配当収入を得ることで電気事業以外の収益を獲得する。

物流施設は、東扇島地内に所在する敷地面積5000m2、延床面積1万6000m2の冷凍冷蔵倉庫で、同私募ファンドが11月2日付で取得した。

物流施設事業への参入は、2030年の連結経常利益1500億円(うち5割が国内電気事業以外)を目指す九電グループの成長戦略の一環。物流施設事業はEC取引拡大等を背景にコロナ禍でも安定的な成長が見込めるため、参入を決めた。

今後は、獲得した知見・ノウハウを将来的には九州域内の物流施設事業に活用する方針。

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