日鉄興和不動産は12月10日、新たな賃貸R&D施設・賃貸工場施設ブランド「01-LabFactory(ゼロワンラボファクトリー)」を立ち上げ、第1号施設を神奈川県川崎市幸区で開業したと発表した。
<興和川崎西口ビル外観(3階が「01-LabFactory川崎西口」>

第1号施設は「01-LabFactory川崎西口」。自社で管理運営する興和川崎西口ビルの3階に、11月1日開業した。
このブランドは、ゼロから1を生み出し、さらに大きくすることを意味する。多様な研究分野や技術、才能が集まる「Laboratory」や「Factory」で試行錯誤し、イノベーションが生まれる場を目指す。
「01-LabFactory川崎西口」は、交通アクセスに優れ、既存ビルのコンバージョン工事によりラボ仕様に改修、施設入居者が専用で使える会議室やラウンジも備えた。
最大15区画(72~881m2)の貸室を設け、企業のニーズに応じ柔軟な利用ができるようにしている。
また、「01-LabFactory」ブランドの第2号施設としては、川崎市高津区で開発を計画。約12万1600m2の大規模な開発計画で、物流施設と一体の施設とし、2028年春の竣工を予定している。
産業を支援する研究開発や製造・生産活動など、さまざまなニーズに対応できる施設として準備を進めているという。
■興和川崎西口ビル概要
所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町66-2
構造・規模:鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造、地上21階・地下2階
延床面積:61,933.38㎡(18,734.84坪)
竣工年月:1988年2月
設計:日本設計
施工:長谷工コーポレーション
三井不動産、日鉄興和不動産/板橋区の物流施設に2025年度グッドデザイン賞

