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シモハナ物流/安全運転研修センター開設

2021年01月02日/3PL・物流企業

シモハナ物流(広島県安芸郡坂町)は1月1日、自社乗務員を対象とした安全運転研修センターを本社近くの広島県安芸郡坂町平成ケ浜に開設すると発表した。

<安全運転研修センター>
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主体的・対話的・深い学びをポイントとしたアクティブ・ラーニングでの各種講習に主眼を置き、日常点検指導、運転基本操作の習得、トラックの車両特性に応じた運転、マナー講習に至るまで個々のレベルに応じた教習を安全運転研修センターを活用することで実施する。

教習指導者として、独自の安全運転基準検定に合格した社員(ドライブマイスター)の他、自動車教習所の指導員経験者5名(内、女性ドライバー対応の女性指導員1名)、警察OB6名により安全運転指導を行う。

<トラック専用のドライビングシミュレーター>
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初任運転者教育をはじめとする各種講習では、トラック専用のドライビングシミュレーターを活用し、通常では再現しづらい悪天候などの運転経験や各々の運転適性診断を行うことで、その後の実技講習において効率的に運転に対する不安を払拭することが可能となる。

<研修コース>
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研修センター敷地内コースでは、後退訓練、車幅認識をはじめタイムトライアル、急ブレーキ時の路面状況別停止距離計測等もカリキュラムに含め、幅広い道路環境に対応する運転感覚の習得を行う。

<特注の実技教習車両>
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実技教習に使用する車両も、内外輪差・オーバーハング、車高の把握等の車両特性について教習できる独自のダブルキャブ車両をメーカー特注で用意し、複数名での同時乗務研修を実現することで他者の運転を観察し、自らの運転技術を高める事についても工夫を行ったという。

同社では安全教育の充実、トラックドライバー不足の課題に対して、未経験者が安心して仕事ができる環境を作ることで新たなトラックドライバーの担い手を増やすことに取組んでおり、2020年には自社乗務員が昨年対比15%増加し2000名を超え、乗務員は増えているが、事故件数は昨年対比30%減少していると説明している。

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