関通は1月13日、ECサイトの受注処理内で発生する受注伝票の書き換え作業を自動化するシステム「e.can(イーキャン)」の販売を開始した。
「e.can」はプログラム言語の知識がなくても利用することが可能。店舗の販売状況にあわせてカスタマーの購入条件と処理内容をマスタに登録し、更新実行の操作を行うことで、自動で受注伝票の書き換え作業が実行される仕組みになっている。
例えば、カスタマーへの配送先に応じた日時や発送便の変更、注文条件に応じた発送便の判別や、ラッピング・おまけの付与など、従来は1件ずつ検索して処理をしていた細かな作業を自動化することが可能。受注処理のスピードが上がることで物流現場の作業開始時間が前倒しされ、1日の対応件数を引き上げることができる。