アライプロバンス/工業団地の風景を一変する、物流倉庫目指す

2021年05月07日 

アライプロバンスはこのほど建築家の菅原大輔氏を起用し、千葉県浦安市に建設中の「アライプロバンス浦安」のランドスケープ(景観を構成する諸要素)でグッドデザイン賞受賞を目指すと発表した。

<アライプロバンス浦安のパース 道路沿いにある茶色の構造物が道の庭、白いトラック後方が四季の庭>
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「アライプロバンス浦安」は延床面積3万4567m2のマルチテナント型物流施設で2021年10月竣工を目指して開発中だ。菅原大輔氏はその施設のランドスケープの部分を設計。道路に面した部分に「道の庭」、敷地内部にベンチを設置した「四季の庭」、そして建物の裏側となる海に面した部分に多彩な植物・樹木を集めた「海の庭」を設置する予定だ。

これらの庭により、従業員がいつ来ても飽きることなく気楽に過ごせるスペースの提供を目指している。周囲は工場団地群だけに殺風景な景色が広がっており、より自然に触れ合う空間にすることで、人にやさしい特別な物流施設になることを目指しているものだ。

設計を担当した菅原大輔氏は世界3大デザイン賞iF Design Award(3作品同時)やアジアのグッドデザイン賞といわれるDFA award、日本建築学会作品選集新人賞や日本の明日を創る50人に選出、東京建築賞最優秀賞など、国内外30以上の受賞歴がある。最近ではルイ・ヴィトンのポップアップストアの内装を担当している。

同社では、この物流施設をどこにもない、唯一無二の物流施設として差別化を図る意味でランドスケープの設計を菅原氏に依頼したという。

現在までの同施設のリーシング状況は、好調なEC分野だけでなく、さまざまな業種から問い合わせを受けているという。最大4テナントになるが、1棟丸ごと賃貸希望企業もあり、6月ごろに竣工前内覧会を設けて7月に最終決定する予定という。

なお、グッドデザイン賞だけでなく、CASBEE認証ではAランクを取得する予定。さらに、屋上の太陽光パネルの設置により、施設内電気の需要に応えるほか、同施設の前のバス停留所の名称も以前の「港第一」から、正式に「アライプロバンス」という社名をそのまま停留所名としている。

<第2弾の物流施設開発を目指す江戸川工場跡地>
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一方、第2弾の物流施設開発となる東京都江戸川区の旧新井鉄工所江戸川工場跡地でも、開発計画が進んでいる。巨大な敷地面積だけに、今後2棟の物流施設開発を計画している。延床面積約8万m2と約4万m2の計12万m2の物流施設となる予定だ。

川に沿った立地だけに、同社ではリバーサイドとして川に親和性のある設計で「アライプロバンス浦安」同様、やはり特別な物流施設開発を狙っている。

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