JR貨物/3月期の売上高5.8%減、営業利益74.9%減

2021年05月14日 
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日本貨物鉄道(JR貨物)が5月14日に発表した2021年3月期の決算短信によると、売上高1873億6100万円(前期比5.8%減)、営業利益25億2700万円(74.9%減)、経常利益14億4900万円(83.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益8億9500万円(82.3%減)となった。

鉄道ロジスティクス事業の売上高は1670億円(5.5%減)、営業損失79億円(前期は12億円の損失)だった。

輸送量は、コロナ禍での需要低迷や、「令和2年7月豪雨」による吸収区間の長期不通、北日本・日本海側を中心とした暴風雪に伴う津軽線等の断続的不通の影響を受け、EC需要が旺盛な積合せ貨物、焼却灰などの輸送が順調なエコ関連物資を除く、全ての品目で前年を下回った。

特に、紙・パルプが国内需要の低迷で大幅減となったほか、食料工業品、化学工業品・化学薬品、自動車部品なども低調に推移した。

総合物流企業グループへの進化に向けては、マルチテナント型物流施設として「東京レールゲートWEST」が本格稼働し、「東京レールゲートEAST」についても2022年8月竣工に向け工事が進捗。さらに第3弾として、札幌貨物ターミナル駅で東北・北海道最大の物流施設となる「DPL札幌レールゲート」を着工した。

なお、次期の業績予想については、現時点で新型コロナウイルス感染拡大の収束による輸送量の回復時期など、通期の業績に与える具体的な影響額を算定困難であるため未定としている。

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