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上組/3月期の売上高3.8%減、営業利益は0.9%減

2021年05月14日/決算

上組が5月14日に発表した2021年3月期決算によると、売上高2682億9000万円(前年同期比3.8%減)、営業利益244億4900万円(0.9%減)、経常利益261億8400万円(0.8%減)、親会社に帰属する当期利益179億3200万円(2.4%減)となった。

売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け国内物流事業が低調となったことにより減収となった。利益面では、営業利益は前連結会計年度に比べて減益となり、経常利益も減益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、災害損失の計上などにより減益となった。

セグメント別では、国内物流事業は、新型コロナウイルス感染症による影響から回復の兆しはあるものの、コンテナや自動車、工場構内物流などの取扱いが減少したことにより、売上高は前連結会計年度に比べて4.8%減収の2181億3800万円となり、営業利益は5.8%減益の205億7400万円となった。

国際物流事業は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により、海上輸送の取扱いなどが減少となったものの、発電設備のプロジェクト輸送案件の取扱い増加により、売上高は前連結会計年度に比べて1.7%増収の360億7300万円となり、営業利益は20.0%増益の16億2700万円となった。

次期は、売上高2470億円、営業利益250億円、経常利益267億円、親会社に帰属する当期利益184億円を見込んでいる。

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