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関通/埼玉県新座市の3温度帯物流施設の運用方針を発表

2021年05月27日/物流施設

関通は5月27日、すでに5月19日公表済みの埼玉県新座市の3温度帯物流施設「関東新物流センター」についての運用方針を固め発表した。

<関東新物流センター(仮称)外観完成イメージ>
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「関東新物流センター」は延床面積7386.42坪(2万4375.186m2)。このうち、冷凍冷蔵倉庫は2329.33坪(7686.789m2)の予定。Eコマース市場での関東圏での物量に対応し、冷凍冷蔵倉庫へのニーズにも対応するため、冷凍・冷蔵・定温の3温度帯での管理が対応可能な冷凍冷蔵倉庫を兼ね備えている。

<地域別人口割合>
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現在、関通では関東圏で、同センターを含め拠点数は5拠点となる。同センターの開設により、Eコマースでの配送先は、人口分布に比例しており、全国で34%を占める関東圏にセンターを置くことで、配送コストやリードタイムの削減などのメリットがあることから、関東圏でのセンター運営を希望される顧客のさらなる獲得を目指している。

また、既存の顧客では、2拠点運用によるBCP対策や在庫を東西へ分散してのリスクヘッジ、配送リードタイムの均一化などの提案により、さらなる物流での改善提案を行っていく。

<3拠点の配置図>
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さらに、埼玉県和光市と埼玉県新座市にすでに3拠点を展開しており、同センターを含めた4拠点でのドミナント戦略により、人員をフレキシブルに配置することで、さまざまな物流波動に対応することで、顧客満足度向上を図るとしている。

なお、関通が提供する冷凍冷蔵配送センターサービスは、ケースピッキングだけでなく、バラピッキングにも対応しており、1000種類にも及ぶ商品対応と、バラピッキング月間30万点以上の出荷実績がある。様々な販売形態にも対応しており、法人向けや個人向けの物流業務だけでなく、冷凍食品の定期便配送の実績がある。

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