国土交通省が6月28日に発表した4月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の総輸送量は568万2000トン(前年同月比6.2%増)、宅配便貨物(14社)の取扱個数は3億8736万7000個(2.7%増)となった。
調査対象25社での前年同月との比較では、品目別及び地域別輸送状況での品目別で、工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」及び「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」及び「化学工業品」で、景気の影響による貨物増が「機械」で見られた。一方、工場・生産地からの貨物減が「食料工業品」で見られた。
地域別の前年同月との比較では、「東京」及び「愛知」で貨物増となっている。
全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者792社/調査対象事業者数968社)の輸送量は、前年同月比6.8%増だった。
国交省/中・長距離フェリー、RORO船、内航コンテナ船の積載率動向(2024年4~6月)