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日新/4~6月の売上高23.0%増、営業黒字化

2021年08月05日/決算

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日新が8月5日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、売上高423億100万円(前年同期比23.0%増)、営業利益16億300万円(前期は3億2800万円の損失)、経常利益22億1800万円(前期は4900万円の利益)、親会社に帰属する四半期純利益13億7300万円(前期は2億2400万円の損失)となった。

物流事業の売上高は414億8200万円(24.1%増)、営業利益は18億700万円(875.9%増)だった。

日本では、航空輸出は自動車関連貨物取扱いの好調維持に加え、一般貨物についても海上輸送から航空輸送への切り替えが継続。また、海上輸出も本船スペースの確保に努め取扱いを伸ばした。

アジアでは、タイで自動車関連貨物や電子部品の航空輸出が好調、マレーシア向けのクロスボーダー輸送も堅調だった。ベトナムでは、好調な電子部品の中国向け航空輸出が継続。一方で、インドやマレーシアでは、新型コロナウイルスの感染拡大による工場シャットダウンの影響から収益が伸び悩んだ。

香港では、自動車関連貨物、電気・電子部品の航空輸出、家電製品の海上輸出が好調だった。

米州では、海上コンテナ不足と港湾混雑による航空需要の高止まりに加え、海上貨物のトラック便による国内代替輸送も継続した。

欧州では、英国、ドイツで自動車関連の航空輸出入、家電製品のDC業務の取扱いが好調。オーストリアでは、チャーター便による中国発航空輸送が収益に寄与した。

通期は、売上高1470億円(5.7%減)、営業利益40億円(53.2%増)、経常利益45億円(5.0%増)、親会社に帰属する当期純利益27億円(34.5%増)を見込んでいる。

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