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トナミHD/4~6月、コストコントロール機能強化で大幅増益

2021年08月11日/決算

トナミHDが8月11日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、営業収益325億8600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益18億6600万円(84.6%増)、経常利益20億3600万円(74.6%増)、親会社に帰属する当期利益14億9300万円(513.9%増)となった。

物流関連事業は、中核事業会社であるトナミ運輸で事業部門再編を行い、事業部門間の営業・業務上の連携を強化し、多様化する荷主企業の物流ニーズに沿う統合的なロジスティクスサービス提供について一層の充実をはかるなど、新規顧客拡販・既存顧客深耕による事業収益の拡大と、3PLをはじめとする事業の拡大につとめた。

今年4月30日付で高岡通運を新たにグループ連結子会社化し、物流事業基盤の更なる強化を行った。

利益面は、昨年度より取り組んでいる、効率的な運送形態の構築と事業部門間の戦力共有や連携強化による輸送業務の内製化と、IoTを活用した入力や照会業務などの事務作業の生産性向上によるコストコントロール機能強化の取組みにより、大幅な増益となった。

通期は、営業収益1400億円(3.9%増)、営業利益70億円(8.4%増)、経常利益73億円(2.1%増)、親会社に帰属する当期利益45億円(3.4%減)を見込んでいる。

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