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グッドマン/茨城県常総市に用地確保、17.6万m2の物流施設開発

2021年08月18日/物流施設

グッドマングループは8月18日、茨城県常総市で、8万8000m2の土地を確保し、総面積17万6000m2の5階建て物流施設を開発すると発表した。

<完成予想図>
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この場所は、主要交通網へのアクセスに優れ、東京都心から約60分の戦略的な立地が特長で、車で1時間圏内には1500万人の人口を擁している。圏央道の常総ICに隣接し、常磐自動車道の谷和原ICにも近く、首都圏に直結する高速道路の利用により、カスタマーにとって利便性の高い物流拠点が誕生する。

グッドマンは、巨大な消費者マーケットの隣接地で高まるスペース需要に対応するため、戦略的なロケーションでの物流施設開発をグローバルで展開しており、2021年後半に着工予定のこのプロジェクトも、この戦略を推し進めるもの。

竣工時にはリテール、Eコマース、3PL企業など、さまざまな業種のカスタマーにビジネススペースを提供できる。2021年6月時点の首都圏の空室率は1.5%(CBRE)となっており、このプロジェクトに対してもカスタマーから強い引き合いを受けているという。

このプロジェクトには、グッドマンが開発する日本国内の物流施設の中でも最高レベルのサステナビリティに配慮した仕様を適用する。ソーラーパネルにより最大3メガワットの太陽光電力を入居企業が利用できる設備を整えるとともに、蓄電池も設置する計画。特別高圧電力の供給によりオペレーションの全自動化にも対応可能で、働く人々の健康とウェルビーングに配慮した施設を開発する。

グッドマンジャパンのアンガス・ブルックスCEOは「日本でのグッドマンの戦略は、カスタマーや投資家のために、優れた立地でハイクオリティな物流施設を開発すること。既にさまざまなカスタマーからの強い需要があり、このプロジェクトの提供する価値と魅力が高く評価されることを確信している」と述べている。

また、グッドマンのポール・マクギャリー ヘッドオブアジアは、「常総市のプロジェクトを通して、私たちは最高レベルのサステナビリティとアメニティを提供する、業界をリードするグローバルデベロッパーとしての実績を、またひとつ積み上げることができるだろう。常に消費者志向を基本とするアプローチにより、グッドマンは成長を続け、カスタマーとの関係強化を実現してきた。各国の強力なチームと、カスタマーおよび投資家とのグローバルリレーションシップを駆使し、好調な物流業界のトレンドを追い風に、さらなるビジネスの拡大を実現する」とコメントしている。

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