全日本空輸(ANA)は8月23日、郵船ロジスティクスが実施する日本政府を通じたアストラゼネカ社製のワクチンの輸送において、ANAは日本からベトナム、フィリピン、タイへの国際輸送の協力を行ったと発表した。
ANAは、新型コロナウイルスのワクチン等の医薬品を厳密な温度管理で安全に輸送・供給するためのオペレーション体制をグローバルで構築している。これまで欧州・日本間を中心に多くの医薬品の国際輸送を担い、温度管理のノウハウを蓄積してきた。
2017年には、日本の航空会社として初めて国際航空運送協会(IATA)が策定した医薬品輸送における国際品質認証であるCEIVファーマ認証を取得しており、医薬品輸送に関わる人員、訓練体制、品質管理、ハンドリングマニュアルを有している。
ANAは、今後も万全の態勢で新型コロナワクチンの輸送・供給に協力し1日も早い新型コロナウイルス感染症の終息に貢献し、人々が安心して生活できる社会の実現を目指していくとしている。
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