三菱ロジスネクストは8月24日、レーザー誘導方式無人フォークリフト「プラッターオート Hタイプ」を発売した。
「プラッターオート Hタイプ」は、車体上部のレーザースキャナで反射板を検出し車両の位置を把握して走行する「レーザー誘導方式」を採用しており、床工事不可の物流現場(マルチテナント倉庫等)にも導入可能。
有人フォークリフトと同等の走行速度(最大9.0km/h)とリフト速度(390mm/sec)を実現しており、車体のコンパクト化や最小旋回半径の縮小等によって、従来の無人フォークリフト比で16%の省スペース化を実現している。
安全面では、センサーを車体4か所に配置、パレット差込時に機能するフォーク先センサー、衝突検知機構の採用等で安全機能を強化。
そのほか、複数台稼働管理システム「Route Optimizer(ルートオプティマイザー)」を採用し、限られた空間でもそれぞれが自動的に最適ルートを選択し、効率的な搬送を可能にしている。
同社では、「プラッターオート Hタイプ」を含む無人フォークリフトシリーズについて、年間50システム(100台)の販売を目指している。
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