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韓国日通/日系企業初、医薬品の適正流通基準GDP認証を取得

2021年09月29日/国際

日本通運の現地法人韓国日本通運は8月23日を発効日として、韓国日通本社(ソウル)及び仁川国際空港 CFS において、医薬品の適正流通基準である GDP(Good Distribution Practice)の医薬品の短期保管サービスの提供に関して韓国での日系物流企業として、初めて認証を取得した。

<Incheon(仁川) 倉庫外観>
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韓国日通が取得したGDP認証の範囲は、韓国日通本社及び、仁川国際空港 CFSにおける航空貨物輸出入フォワーディング業務及び韓国国内輸送サービス手配業務となり、保管は−15℃~−25℃(冷凍)、2℃~8℃(冷蔵)、15℃~25℃(定温) の3温度帯の温度管理機能を備えた施設を使用する。

なお、近年、韓国では重点新興産業である医薬・医療分野の成長は著しく、CMO(バイオ医薬品委託生産)施設数は世界第2位、また、バイオシミラー分野おいて、グローバル市場でシェアの高い複数の企業群が存在し、今後更に高品質な物流ニーズの高まりが見込まれている。

韓国日通では、今回の認証取得により強みであるグローバルネットワークと連携し、今後更なる拡大が予想される医薬品の物流ニーズに応えるべく品質の向上とサービスの拡充に努めていくとしている。

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