ビバホームは10月1日、兵庫県川辺郡猪名川町に「猪名川物流センター」を開設し、同4日から稼働を開始すると発表した。
猪名川物流センターは、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川II」の1・2階5万5000m2を賃借して開設。同社が運営するホームセンター「ビバホーム」の西日本エリアの店舗へ供給する輸入商品の仕分けと保管を担う施設で、 仕分け機能が10月4日、保管機能が11月15日から稼働を始める。
<バケットスタッカークレーン(オリコン4000個超を収納)>
同センターには最新の物流設備を導入。バケットスタッカークレーン(自動倉庫)や電動式パレットラック(パレット自動倉庫)、ピースソーター、マルチシャトル(順立て出庫システム)、オリコン自動段積機等によって保管・仕分作業の効率化を実現している。
また、同センターには西日本店舗への出荷を集約し、東日本エリアからの長距離輸送を削減。最新の物流設備による仕分けの効率化とあわせて2022年度に年間2億円の物流費用削減を見込む。また、将来的には経営統合先であるアークランドサカモトが保有する施設を含む計3拠点の物流センターで配送エリアの最適化を行い、グループ全体で年間5億円超の物流費用削減を目指す。
■猪名川物流センター 概要
所在地:兵庫県川辺郡猪名川町差組字小谷101-2 プロロジスパーク猪名川II
建屋面積:15万8646m2
賃貸面積:5万4778m2(1・2階)
稼働開始:仕分けセンター10月4日、保管センター11月15日
管轄店舗:中部・関西・九州の29店舗