沼尻産業は10月6日、茨城県稲敷郡阿見町で開発を進めていた同社25拠点目となる「稲敷第一危険物倉庫」が竣工したと発表した。
<稲敷第一危険物倉庫 前方4棟の内、右端が一般倉庫、その左側からC棟、B棟、A棟となる>
稲敷第一危険物倉庫は、昨今のコンプライアンス意識の高まりを背景に危険物倉庫の需要が高まっている中、同社が1962年の創業以来、60年近く培ってきた物流センターの開発・運営ノウハウを活用し、更なる事業拡大を見据え開発した同社初の危険物倉庫となる。消防法危険物第四類に対応し、同敷地内に一般倉庫を併設しており、危険物と通常品の保管が可能となる。
立地は、都心から約70㎞に位置し、首都圏中央連絡自動車道「牛久阿見IC」より2.8㎞、「阿見東IC」より2.9㎞、圏央道を利用し常磐自動車道、東北自動車道へのアクセスが良く、広範囲へ効率的な配送が可能。また、成田空港へも約40㎞に位置しており、国内外への物流をカバーできる立地だ。
さらに、石油化学系企業が多く立地する鹿島臨海工業地帯からも約60㎞に位置し、首都圏全体をカバーできる消費地に近い内陸型危険物倉庫となる。
■概要
施設名称:稲敷第一危険物倉庫
所在地:茨城県稲敷郡阿見町大字福田字内野84番6
敷地面積:7810m2(2362坪)
倉庫部分
危険物倉庫:2033m2(614.98坪)
A棟:560m2(169.40坪)
B棟:993m2(300.38坪)
C棟:480m2(145.20坪)
一般倉庫:400m2(121.00坪)
事務所部分:109m2(33坪)
建物構造:鉄骨造平屋建
着工:2021年2月
竣工:2021年9月
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