マスプロ電工は10月6日、ゲートの高さ・幅を選択できる、RFIDゲートアンテナ RDG7を10月下旬に発売すると発表した。
現在、同時に複数のRFタグを読取れ、業務の省力化を可能にするRFIDへの関心は、物流、流通の業界を中心に高まっている。
開発したRFIDゲートアンテナは、通過するだけで複数のRFタグを瞬時に読取ることができ、またゲートの高さや幅の選択が可能なことから、顧客の用途や使用環境に合わせることが可能になる。全部で57とおりの組み合わせが可能だという。
また、狭指向性を実現しつつサイドローブを抑制したアンテナや、電波を反射しにくい素材、電波を吸収する素材を使用しているため、ゲート付近のRFタグの検知エリアを狭くすることができる。また、天面用カバーを使用することで、天面部から電波漏れを抑制でき、ゲート付近の読取りたくないRFタグの検知を防ぐことが可能。
さらに、様々な機種のリーダライタを搭載可能なため、使用用途や顧客の要望に合わせたシステム構築が可能だ。
マスプロ電工は、RFIDゲートアンテナを含めた豊富なラインナップの製品を積極的に市場に提案し、RFIDソリューションの普及促進に取り組んでいくとしている。