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東計電算/フルフィルメント通販管理システムをパッケージ化

2021年10月13日/IT・機器

東計電算は10月13日、同社が提供する、クラウド型フルフィルメント通販管理システム「E-ASPRO(イーアスプロ)」が、従来のカスタマイズプランに加えて、10月13日より「パッケージプラン」の提供を開始すると発表した。

パッケージプランは、利用するサービスの組み合わせと月次の受注や出荷件数に応じて初期構築費50万円から、月額9万円から利用できる。また、申込みから最短1か月でのスピード導入が可能。

E-ASPROは、ECサイトの構築・管理から、受注、出荷、仕入、在庫、発送照会などの一連の通販業務をワンストップで管理・運用できるシステム。自社ECサイトに加えて、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどのモールとデータ連携して、受注・在庫・商品データの一元管理も可能になる。月次の受注件数1000件程の事業規模から利用を開始し、事業の成長フェーズに応じて必要な機能を追加、拡張しながら使用できる。自社運用の国内データセンターで稼働するクラウドサービスなので、万全のBCP対策とセキュリティシステムのもと重要な顧客情報を守る。

E-ASPROは、同社の物流、出荷支援システムを中心とする豊富な実績と、物流業者や倉庫業者とのアライアンスのもと誕生したシステムで、特に物流向けの独自機能に強みがある。2021年10月現在、佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便の配送業者3社と連携しており、E-ASPROから各社のフォーマットに応じた送り状のダイレクト印刷と、顧客の荷物追跡データの確認が可能。

また、仕入れ先や倉庫、出荷先など、役割やロケーションが異なるユーザーごとにE-ASPRO上で利用できるメニューを制御できるので、異なる複数のシステムでの管理・運用が不要となり、一元管理による業務の効率化・最適化と、物流に求められるSCM(サプライチェーンマネジメント)の実現に貢献する。

さらに、ECサイトからの受注だけでなく、電話・ハガキ・FAX・カタログ注文からの受注も一元管理できる。コールセンター向け機能としてオペレーター専用画面が利用でき、受注・問合せ対応で必要となる顧客の「基本情報」と「受注情報」、「問い合わせ対応の履歴」を1画面上で表示し、スムーズなオペレーションをサポートする。また、顧客ごとの単価設定や月締め請求などにも対応しているので、法人向けのECサイトや受注業務でも利用できる。

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