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旭川開発建設部、ヤマト運輸/道の駅拠点に中継輸送実証実験

2021年10月20日/3PL・物流企業

旭川開発建設部とヤマト運輸は10月20日、「道の駅」の駐車場を長距離物流の中継輸送拠点として活用することで、トラックドライバーの長時間労働の負担を軽減し、「生産空間」の物流の維持を目指した中継輸送の実証実験を実施すると発表した。

<実証実験の内容>
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北海道地方部は、「食」や「観光」という北海道の強みを提供する「生産空間」であり、「生産空間」に住み続けられるよう、地域の暮らしや産業を支える物流の維持は重要。

しかし、トラックドライバーの高齢化や担い手不足が進み、今後、時間外労働規制の適用に向けた取組みを着実に実施する必要がある。特に、北海道は広域分散型地域構造で、トラックドライバーの長時間労働が負担となり、物流の維持の大きな課題となっている。

このため、幹線道路沿いに立地し、休憩機能等を有する「道の駅」の特性を活かして、「道の駅」駐車場の一部を長距離物流の中継拠点として活用することで、長時間労働の解消により、トラックドライバーの負担を軽減し、「生産空間」の物流の維持を目指した実証実験を開始する。この実験を通じて、道北地域での「道の駅」を中継輸送拠点とすることの可能性を検討する。

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