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商船三井/4~9月の売上高23.2%増、営業利益246億円増

2021年10月29日/決算

商船三井が10月29日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高5970億8700万円(前年同期比23.2%増)、営業利益203億9200万円(前期は42億2200万円の損失)、経常利益2718億4300万円(730.5%増)、親会社に帰属する四半期純利益2748億4800万円(808.5%増)となった。

ドライバルク船事業では、4月に発足した商船三井ドライバルクで配船効率化や収益力向上を図ったことが寄与し、売上高1688億円(52.8%増)、経常利益143億円(前年同期は0円の利益)と大幅な損益改善となった。

エネルギー輸送事業では、油送船が好況だった前年同期比からの反動減、また、海洋事業が既存船の貸船契約更改で損益悪化となり、売上高1468億円(3.3%減)、経常利益109億円(46.3%減)となった。

製品輸送事業は売上高2389億円(32.9%増)、経常利益2413億円(2482.2%増)で、このうちコンテナ船事業が売上高1286億円(24.8%増)、経常利益2398億円(913.3%増)だった。コンテナ船事業では、ONEで北米航路を除く全航路が前年同期比で荷量増加。また、港湾や内陸輸送、本船スケジュールも含めたオペレーションの混乱が需給環境に多大な影響を及ぼしたことから、スポット賃率が前年同期比で大幅に上昇し、前年同期比で大幅な増益となった。

通期は、売上高1兆2200億円(23.1%増)、営業利益450億円、経常利益4800億円(259.3%増)、親会社に帰属する当期純利益4800億円(433.0%増)を見込んでいる。

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