佐川グローバルロジスティクスは2月10日、世界包装機構(WPO:World Packing organisation)主催の「ワールドスターコンテスト2022」で、『ワールドスター賞』を受賞したと発表した。
<「自動包装システム(CartonWrap)を使用した輸送箱の最適化包装」の取り組み>
この取り組みは、「2021年度ロジスティクス大賞『SDGs社会貢献賞』」(主催:日本ロジスティクスシステム協会)と、「第45 回木下賞『改善合理化部門』」(主催:日本包装技術協会)、「2020 日本パッケージングコンテスト『経済産業大臣賞』」(主催:日本包装技術協会)も受賞している。
この受賞では、次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」で、同社が導入している自動包装システム「Carton Wrap」による「 Carton Wrapを使用した輸送箱の最適化包装」の取り組みが評価され、アルテック、王子ホールディングス、王子コンテナーと同社による4社での受賞となった。
この取り組みにより、同社が同センターで展開する「シームレスECプラットフォーム」において、梱包作業の約70%省人化を達成している。また、梱包サイズを最適化することで約33%の容積低減などの効果が実証されており、これは、トラックの積載効率を上げ輸送回数を低減させることで、コスト削減に加えてCO2排出量削減にもつなげることができる。