ウィルポートは2月10日、フジタとの資本業務提携に合意したと発表した。
2021年12月27日付でフジタからの出資を受け入れ、「共同事業推進に関する基本合意書」を締結した。今後は「物流事業」「街づくり事業」「建設事業」「その他」で両社の強みを生かし、地域経済の発展や雇用の確保、「SDGsが達成される社会」や「society5.0の実現」に貢献する技術・ビジネスモデルの構築を目指す。
ウィルポートは、買い物弱者対策として狭商圏での即時宅配サービス（生活支援型物流、買い物サービス）が有効と考え、全国どこでも均一なサービスが受けられるラストワンマイル物流網の構築を進め、狭商圏内のさまざまな荷物を混載することによって、生活者の利便性向上、物流事業者の稼働率向上による効率化、社会課題である買い物弱者の解決、地域生活者の利便性向上、慢性化したドライバー不足の解消を目指してきた。
今後は、フジタとの資本業務提携によって、ラストワンマイル配送プラットフォームの構築を加速させ、狭商圏での物流ネットワークと自社の有するシステムやノウハウにより、人口減少やドライバー不足、過疎問題、要生活支援者の増加、脱炭素化といった社会課題の解決に寄与していくとしている。
